ACパワーコントローラー基板の穴開けと実装に入ります。
今回の基板はVer.2で、前回、間違った部分と改良した部分などを盛り込んで
製作したものです。したがってメタルマスクもVer.2のものを作りました。
今回の基板の最も改良されたところは、スルーホールの作り方についてで
前回は通常の基板製造メーカーに発注する仕様で作ってしまったところを改良したことです。
具体的にはスルーホールのランドを大きく取りました。これは後々メッキ線などで部品面パターンと
ハンダ面パターンを接続する際の作業性の向上が目的です。
メタルマスクははんだ付けする部分すべてにハンダが塗布できるようにしています。
こうしないとオーブンリフローした後、後付け部品の銅の表面が酸化してハンダが載らなくなります。
クリームはんだ塗布後の写真
スルーホールのランドを大きくしたことで、穴あけの作業も非常にやりやすくなりました。
部品を乗せた後オーブンリフローにてはんだ付け。0.65mmのICリードピンもブリッジ無くきれいに半田されました。
面実装部品をオーブンリフローで実装後、スルーホールにメッキ線を差し込んでハンダします。
メッキ線をハンダ付後短くカットしてスルーホールの出来上がり。
最後はリードの付いた後付け部品を実装します。
今回のやり方ならかなりスムースに作業できます。
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