車検時にショッカーブソーバーのオイル漏れを指摘され自分で交換を決意。
純正品1本と、今回採用したProcomp ES9000 4本がほぼ同じ金額。
フロアージャッキで馬を掛け後輪を2本外す。
後輪は17mmのメガネレンチにパイプを継ぎ足してパワーアップして外しました。
ただ左側はレンチを入れるスペースが少なくやっと外しました。出来ればメガネレンチを
少し薄く削った特殊工具を作っておいた方が作業がスムースでしょう。
固定部の上部スリーブが少し長いのでグラインダーで削りました。
交換時はデフにフロアジャッキを当てておきながら作業しました。
今回長さ調整できるヒモを使いました。リュックなどにつけて、調整した長さで
固定できるヒモで、緩めるときはワンタッチでできるやつ。
これでショックを縮めて固定し、取り付け位置まで持っていったらひもを緩めて
定位置に設置しました。
前輪は下のブッシュに挿入するスリーブを後輪同様グラインダーで削ります。
それとブッシュ自体も幅が長いのでカッターでカットしました。
前輪ショックの取り外しは、馬に掛けた後下側のボルトのナットを外し、上側のナットを外してから
ショックの上側固定部の隙間に木切れを挟んでショックが縮まないようにしました。
ロアアームにジャッキを当ててアップ、その状態でショックにヒモを装着してジャッキを下げます。ショックは縮んだままなので上部の穴からショックのねじ部が抜けてきます。一回でねじ穴の下までショックのトップが抜けないかったので2回繰り返して上部の隙間を
作りました。
左側は簡単に外れたのですが、右側が厄介でしたが後で左右の取り外したショックを比較したら
長さが全く違っていました。左はすっかりへたっていた感じです。
取り付けはまたあのヒモでショックを縮めて下のボルトを取りつけて上の穴位置にセットします。
前輪の上ボルトはブッシュを挟むと最初のねじ山が掛かりずらい感じでした。すこしブッシュを
押し込んだ感じでねじ込みます。締め付けは走行状態で締めることのようなのでロアアームに
ジャッキを掛けて馬が少し浮くくらいにして上側ボルトを締めこみました。共回りしないように
頭をモンキースパナで押さえて14mmのメガネレンチで締めました。モンキーはうっかりナメテ
しまわないように注意します。
変な体勢での作業が続くので翌日は体が痛くて参りました。
交換後の感触はちょっとふわっとした感じでしょうか。乗り心地は良くなっています。
かと言ってコーナーが不安定と言うことはないでした。思ったより純正が固いショックだった感じではあります。
足回りの作業は危険な事も多いので十分注意して行いましょう。