USB 矩形波発振器 PICモジュール Ver.2
弊社USB 矩形波発振器 PICモジュールは初期状態では弊社設定のプログラムで動作しておりますが、簡単に内蔵プログラムの書き換えが可能です。基板にはMicrochip Technology社のデバッグツールであるICD2などの接続用端子ICSPを装備しています。ハードウェアがお客様の仕様に合えば別なプログラムを 書き込んで動作させる事も可能となります。また、弊社のWebサイトに購入頂いたPICプログラムデータをアップロードしてありますので、ここからデータ をダウンロードして頂き再び元の機能へ戻す事も簡単になっております。[USB 矩形波発振器 PICモジュール Ver.2 概要]PIC18F2550 (28ピンフラットパッケージ)を専用基板に実装し、X’tal 20MHzとPICのCCP1出力にトランジスタを接続してあります。出力方法をジャンパピンの差し替えで、エミッタフォロワーとオープンコレクタを選択できます。[旧バージョンではエミッタフォロワー出力のみ]また今回のVer.2ではRS-232C通信用ハードウェアドライバも搭載しており、外部のRS-232Cインターフェースへ直接接続可能です。[RS-232C用通信ファームウェアは別途必要、発振器ファームには搭載していません]
USBを使ってパソコンとのデータ通信が可能です。専用デバイスドライバをパソコン側にインストールする事でパソコンからシリアルポートを経由した通信として認識されます。
[特徴]
- 28ピンフラットパーケージであるPIC18F2550の端子を600mil(15.24mm)幅の端子(2.54ピッチ)に変換。(ただし、X’talの接続端子は配線していません)
- USBからの電源供給可能。
- USBを使用しないときには信号ライン切り離し可能。
- USB以外に外部電源供給端子を用意。
- 基板外形、50mm X 30mm(コネクタ部分除く)。
- PICプログラムのデバッグ用にICSP端子を用意。ICD2などでプログラムの書き換えが可能。
- PICシリアル通信端子を基板搭載のRS-232Cドライバへ接続。外部のRS-232Cへ直接接続可能。(ファームウェアは別途製作が必要)
- 発振出力をトランジスタドライブし、出力をジャンパピンでエミッタフォロワとオープンコレクタに切り替えが可能。
注)製品の改良などの要因で機能、形状、価格などを予告無く変更する場合が御座いますのでご了承下さい。
本モジュールを使用した応用回路の開発、その専用ファームウェア(PICソフトウェア)・制御ソフトウェア(Windowsソフトウェア)の開発も承ります。お問い合わせ下さい。
JP3は電源切り替えのジャンパピンです。画像(初期状態)はUSBから+5Vを供給しています。裏面のUSB +D、-D端子も接続しています。(切り離し可能)
また、外部回路へのパルス供給もこの設定で可能です。
また、外部回路入力がプルアップされている場合はこの設定が使えます。
【USB 矩形波発振器 PICモジュール デバイスドライバ】・・・ダウンロードページ
【矩形波発振器コントロール Ver.200 (USB Osillator)】・・・ダウンロードページ
【USB矩形波発振器を使ったパソコン用プログラムの概要と出力波形】
本ソフトウェアをパソコンにインストールし起動する事により、USB 矩形波発振器 PICモジュールをコントロールしモジュール基板の[OUT]と[GND]端子間に矩形波[方形波]が出力させます。
矩形波発振器プログラムの
[設定]-[ポート設定]を
Windowsの
[コントロールパネル]-[システム]-[ハードウェア]タブ-[デバイスマネージャ]を開き、[ポート(COMとLPT)]を展開し、同じポート番号を設定します。
「出力開始」ボタン、「出力停止」ボタンで指定した波形を出力したり
停止したり出来ます。【オープンコレクタ出力でLED点灯の例】条件
-- 周波数 50Hz 固定 --
デューティー 50% の時
デューティー20%の時
デューティー5%の時
出力波形がLoレベルの時にLEDを点灯させています。デューティーが少なくなると
点灯時間が少なくなります。したがって暗くなります。
【USB 矩形波発振器コマンド資料】・・・ダウンロードページ