メタルマスク製作 02 [自家製エッチング] | Architect [アーキテクト] 電子回路・設計開発・試作・製作・ソフトウェア
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メタルマスク製作 02 [自家製エッチング]

前回の結果を踏まえて再度チャレンジしました。

フォトレジストを塗布しておいた残りの2枚で製作します。フォトレジストの塗の状態も
最終結果に影響しそうなので、そこから再チャレンジが本当なのですが、前回塗った銅板を
余らせても仕方ないのでこれで試します。紫外線露光から再トライ。
【露光】
前回 : 10分と15分で良くなかった。
今回 : 20分と25分で実施。
【現像】
20分、25分の両方の露光時間での結果は、前回の10分15分と比較してかなりはっきりした
模様が両銅板とも付いています。きれいにレジストが抜けています。
【ポストベーク】
現像の後、フォトレジストをより強く定着させるためオーブンで熱を加えました。
前回のとき行っています。これをしないと、フォトレジストの傷などを修正するときに
黒マジックなどで潰しますが、これがうまく出来ません。フォトレジストがはがれてしまいました。
焼くことでマジックの溶剤でフォトレジストが取れたりしなくなります。
前回のプレベークと同じような感じで行います。少し多めに熱をかけました。
【エッチング】
腐食液に投入して10分くらいしてからちょこちょこ腐食度合いを確認します。
今朝はちょっと寒かったので、腐食液の温度計は13℃くらいでした。腐食に時間がかかると
あまり良いことがなさそうなので液を温める手段を。いつも足元で使っている
小型の電気ファンヒーターをエッチング槽の前に置き、温風を当ててみます。結構熱くなります。
銅板を投入した時の温度は18℃、取り出すときには28℃になりました。
温めた結果、15分弱くらいで銅板を取り出してみました。
TS3K0007TS3K0008
【結果】
2枚の銅板とも、腐食しすぎの部分なく全体的に均等に処理できました。若干腐食が足りない
部分もありますが、たぶん影響ないのではと思います。
結論としては、前回の失敗にを修正して次の条件がBetterということでしょうか。
・露光時間 : 20~25分
・腐食液は少し温める方が良い。
これらを踏まえて次の製作にもかかりたいと思います。
TS3K0009
TS3K0010TS3K0011

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