スペアタイヤ取付変更 | Architect [アーキテクト] 電子回路・設計開発・試作・製作・ソフトウェア
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JB64 スペアタイヤ取付変更

Jimny JB64 の背面にあるスペアタイヤはカバーを外してみるとホイール裏面が見える向きで取り付けられています。専用のスペアタイヤホイールでないとぴったりと取り付けられません。

社外品のアルミホイール等を取り付けると傷が付いたりするかもしれません。

これは山道でパンクした時などにタイヤ交換した場合、交換したホイールをスペアタイヤの位置に取り付けて戻って来られない?かもしれないという事になりそうです。交換した泥だらけのタイヤを室内に積んで戻るという事か。

という事で、スペアタイヤの位置に使用中のタイヤも取り付けられるようにアダプタを作りました。

純正表向き
社外表向き

今年、フロントディスクローターを交換しました。スペアタイヤを表向きに取付するためにこの交換したディスクローターがうまく使えないか検討しました。結果、正確にホイールが取り付けられるし、車体の取付ボルトのアダプターとしては最適(現状では)と考えました。ディスクローターのパッドが当たる部分を切り取ってホイール取付ボルトの部分を分離します。

切り取ったディスクローターボルト穴部分と車体のスペアタイヤ取付ボルトを固定するための部品を作り、これらを一体にしてスペアタイヤ取付アダプタを作成します。

スペアタイヤアダプタと車体のゴムパッドの当たり具合を実車で確認しながら溶接しました。

部品を合体したスペアタイヤアダプタの全体ができました。

車体に取り付けてクリアランスなどを確認します。

リアワイパーとバンパーまでのクリアランスは良好でした。

社外ホイール(16inch X 5.5J +20)にYOKOHAMA ジオランダー M/T G003 185/85R16 (外形約720mm) を装着した時の収まり具合

バンパーまでのクリアランスはギリギリOKだと思います。バンパーに接触はしていない感じです。

スペアタイヤカバーも取り付けられるようにしました。

今回使用した溶接機は「ANDELI_MIG-250ME」です。家庭用の100Vでも使用可能ですが、車庫に単相200Vを引き込みこの電源を使用しています。

タイヤアダプタ参考寸法図

*大まかな寸法です。数値の入っていない部分は現物合わせで作っています。

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