無線で数十メートル離れた入出力をコントロールしました。
XBeeと言う無線モジュールを使用しています。
事務所の1Fと2Fにある接続したい装置を無線で接続して
コントロールします。または近くにあっても配線できないところや
ひどく汚れるところなどにも有効な場合がありそうです。
XBeeモジュールは単体でもシリアル通信でPCなどと
接続できるのですが、幅広い使い道を考えて今回はマイコンを
乗せたボードに搭載しました。
ボードのI/Oをマイコンでコントロールして、必要な結果を
無線で飛ばします。
受信感度の確認中ですが、案外離れていてもOKな感じです。
写真はRSSIの結果を表示中です。
-26dBm ~ -92dBm の範囲が受信できる感度です。
一方の基板を移動。電源OFFの時の受信感度。 04はフェイル、-00dBm。
移動した一方の基板を少し離れた場所で電源ON。00は正常、-64dBm 先ほど隣に並べた時より
感度が落ちましたね。
電波は周りの環境により変化するので、常に受信感度の状態を把握しながら
データを送受信する必要がありそうです。
しかしちょっとした所にかなり便利に使えそうな気がしています。
今回使用したマイコンはCypressのPSoC CY8C27443-24PXI。
試作なので入手性がよいこのICを使いましたが、将来的には
PSoC3あたりを使いたいと思っています。